カテゴリー: 暮らし

  • 子どもに伝えたいこと

    子どもと暮らす中で、これは伝えたいなーっていうことはだれにでもあると思います。

    私の場合は、自分の経験とこの現代をみていて、「自分と仲良くしようね」が8歳までの子どもに伝えたいことでした。

    日本で暮らしていると、どうしても世間や他人の声のほうを大きく扱われたりしがちだなあと思っていて。

    自分の経験としては「人のために役に立ちなさい」と言われて育ちました。

    でも、これはまず「自分」があったうえでの話なんですよね。

    この世でたった一人しかいない、だれとも違う自分。

    一生ずっとにいるのも自分だけ。

    となると、いつでも、どこにいても、何をしても、自分と仲良くできたなら。

    それだけで生きやすくなるんじゃないかな。

    そして、伝えたいことはいろんな手段で伝えます。

    態度で。言葉で。絵本で。

    覚えていなくても、心の隅に何かが残って、未来の子どもの力の一部になってくれたらいいなあと思います。

  • 味見して、足りないものは?

    子どもと暮らして、楽しいことはたくさんあるけれど

    その中から今日は食の場面でのお話。

    タイトルのとおり、普段からスープや料理にしても子どもに味見を良くしてもらいます。

    そうすると「塩がもう少し!」「このお味でいいよ」とかちゃんとコメントをくれるんです。

    そしてあるとき、「他にこれ入れたらもっとおいしくなるものってあるかな?」と、なんて答えるのかが知りたくて聞いてみたら。。。

    大体の確率で、「う~ん、、、とうもろこしだね!」とのお答え。

    たしかに私の料理は、和食が多くて、味噌や塩など、どちらかというと体をしめつける感じの料理になりがちなんですよね。

    スープ、サラダ、カレー、炒め物。。。

    今まではなんというかサラダの中の添え物という意識しかなかったけれど、たしかに足してみると、とうもろこしってどの料理にも使える!

    そして料理の食感も変わり、甘味も出る。

    なによりできあがりの彩りが綺麗になるんです!

    こんなに万能だなんて、知らなかったよ~と我が家の常備食材へ格上げです。(夏のおやつで、よく食べてはいるのですが冬はあまり買っていなかった💦)

    子どもって、必要な食べ物をわかっていて、大人より鋭いセンサーだなって一緒に暮らしていると、よく思います。

    きっと私も子どものころはふつうにできていたんだろうな。

    作る料理によって、子どものお答えは違うと思うので、他のお子さんはなんて答えるのかなぁというのも、気になります。

    普段あまりとうもろこしを使わない方は、ぜひ一度お試ししてみてください✨

  • 子どもと暮らす~時空を超える~

    子どもを持つまで、子育てを結構マイナス思考で考えていました。

    育ててみたい気持ちはあるけれど、私たちにできるのか?

    だめなところが自分には沢山あるから、子どもに迷惑なんじゃないか、とか。。。

    自分のことを優先してきたのに、子どものことを考えてとかできないんじゃないか、とか。。

    きっと昔の私は自分を信じていなかったんですよね。

    結果、生まれてみて。

    もう、すごくかわいいです。(親ばか全開!)

    私の場合はえ?そんなこと言ってた?っていうくらい、考えが変わりました(笑)

    そして、音楽や香りと似ているんですけど、子どもと暮らすと

    時空を超えることが沢山あるなあって思います。

    言葉にするとなんだか壮大ですが。

    過去と現在と未来が本当は同じで、すべてつながっている、同じ一瞬だとわかる感じ。

    プラス、前とはすこし違う視点が手に入る。

    たとえば、魔女の宅急便をみたとき。

    親子で見ると、むかし好きだったものを自分の子どもとみている

    現実に驚くし。

    前はキキに共感だったけど、お母さんの子どもを見守るところにも共感したり。

    親の気持ちがわかるようになった、とかよく言うけれど、

    自分も同じ立場になって、これかー!とわかることがあります。

    また海に行ったときに、幼いときに遊んだことが思い起こされたり。

    ふと祖母のことを思い出したり。

    ああ、自分もたくさんの人に愛されてきたのだと思います。

    今と過去とそして、子どもがこれからつなげる未来。

    これからも時空の旅をしながら、まだまだ未熟な私のこころを育てていきたいなあって思います。